■caf4×2
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■239.caf4×2/920516/洲本市金屋
あらたにcaf4×2のページをつくろうとして、驚いた。
さて今回はどの車にしよう、とアルバムをめくっていたら、どれもこれもすでに更新済みのものばかりだ。
もはや紹介できる車両の数が、かなり少なくなってきているのだ。いったい全部で何台あるんだ、と初めて数をかぞえてみたら、
三十六台のcaf撮影がされていた。
「三十六台もあるじゃないか」
と言われるかもしれないが、4×2と4×4をあわせての数である。しかも、そのうち様々な角度から、すくなくとも三方向から
撮ったものは異様に少ない。記録写真というものは、目的がはっきりしている。画面全体に、できるだけ大きく鮮明に対象物を捉えなければ、
その車両を紹介しきれない。そういう一連の写真が少ないのだ。
原因は、私が農民車の写真を撮り始めたころは、まだ邪念があって、
「ちょっと周りの風景もいれとけば、後々景色がかわったときに懐かしむことができるかもしれん」
などとしょうもないことを考えていたせいだ。
おかげで、画面に農民車がぽつんとちいさく収まっていて、しかも他の角度から写した物が一枚もない、などというていたらくになってしまうのだ。
写真239.は、そういう一例のものである。へんにボンネットの大きい、あらためて見れば個性的な農民車だ。
しかし当時はその個性に気づかず、背景の先山(淡路島を代表する山だ)と、それに向かってまっすぐ続く道が印象的だった。
それでちょっと欲がでて、全部画面にいれようと引いて撮ったのがいけなかった。
主題が中途半端な、なんだかよくわからん写真になっている。しかもこれと、ちょっと角度をかえたものが一枚しか写してない。
これではろくな感想も書けない。
どうしようもないのである。
このサイトを見てくださっている方々には、本当にもうしわけない。
将来、この手の写真が更新されたら、犬に噛まれたと思って辛抱してください。
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