■fwr4×2
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■68.fwr4×2/930413/一宮町遠田
写真68.は、fwr形式の車体前端部に刻印されている数字らしきものである。
地がサビだらけのうえに、打刻の仕方が拙いため、はっきり読み取れないが、当時の記録をみると、
‐214313‐
‐112913‐
となっている。実物を見ながらの判断なので、多分ただしいと思う。
しかし、この数字は何を意味するものなのだろうか。普通こういう刻印をする際は、製造年月日をを入れるものだが、上の数字は、日付とは
違うことは一目瞭然である。どなたかご存知の方はいないだろうか。おそらく製造者にしかわからないだろう。
fwr形式、あるいはfwm形式の車体……いや、写真のような車台をつかった農民車には、この部分に数字が刻印されているものが
よく見うけられる。おそらく同一の製造者なのだろう。
遠田地区は山間部の坂の多い土地である。ここのような狭い道では車幅も狭い車が重宝するのだろう。淡路島北部の棚田に多いfwr形式ではあるが、
この写真の車は、なかば打ち捨てられている。69.と70.では、よ〜く見ると犬がつながれている。犬小屋兼物置と化しつつある農民車だ。
■69. ■70.